いつもの納豆キムチ丼。
納豆とキムチ。ご飯は雑穀。ネギはざく切り。お醤油とマヨネーズ少し。
私の血となり肉となるもの。
偶然、妹もこんなものを食べてました。
納豆キムチパスタ。
もはや何が何だかわからない、とのコメント付き。
似て非なるものであるよ、妹よ。
先日のキッチンめしに続いてこのランチ...しかも同じお皿。
だいじょぶか、妹よ。
妹の名誉のために、数年前の写真を紹介させてください。
母が来ると、忙しい合間を縫って、心づくしの朝食を準備していた彼女。
カップも茶葉も日替わりです。
果物の変色具合が、乳飲み子を抱えた慌ただしさを語ってます。
2011年の写真です。
妹は海外在住。
毎日毎日ラインビデオ通話で母に語り掛け、
寝ている母を置いて私が出なくてはならないときにはカメラでひたと見守ってくれます。
今朝の母のおめざ。
だいたいこのくらいです。
緑茶
梅干し
果物
何か甘いもの。今朝は、川越のさつまいものお菓子、ぽくぽく。
さつまいも餡、皮、シナモンパウダーびっしり。おいしいです。
カラ元気でもいいから元気だしていきます。
何よりも恐ろしいこと、それは、母が現状を正しく理解すること。
何もできない動けない。
私の時間のほぼすべてを奪って成り立つ今の母の生活。
それがわからない母で本当によかった。
今後も理解することはないでしょう。
厳しくもありがたい真実。
今日は娘がいてくれたので、以前よく行っていたスーパーに行きました。
母が倒れてからは一度も行ってませんでした。
スーパーにも固有のにおいがありました。
意識したことなかったのに、入った途端、あ～って声が出ました。
私がここに来てた日々、母は元気だった。
今もまだ 母に電話をするような 自分の気配にただ立ち止まる
いつもなら、母を置いてマンションを出ると頭が軽くなります。
解放されて、体の中を風が吹き抜けるような気分になります。
今日はだめ、落ち込んじゃいました。
元気が出るように、肉を買いました。鶏手羽中です。
ビニール袋に、鶏手羽中、塩、胡椒、醤油少しを投入、もみこんでから冷蔵庫に入れておきます。
グリルでこんがり。おいしく焼けました。塩コショウきつめ。
母は一つ食べただけ。しょっぱい、って言ってました。
お昼にガッツリ皿うどんを食べたので、お夕飯はパンにしました。
・雑穀パンに、ハム+ピクルス・パプリカ（素焼きして、ピエトロドレッシングで味付け）
・ゆでブロッコリ
・お味噌汁
・レモン水
4，5年前でしょうか、元気だった母が、
「私、一人になったら、あなたのそばに住んでご飯作ってもらおうかなあ。」って。
うれしかったなあ。
便秘もなく、腸内環境良好だった母ですが、病を得てからは滞留することが多くなり、対策を講じてきました。
効果のあったいくつかを紹介します。
・黒米
他の雑穀と混ぜて、白米に2割ほど混ぜて炊いています。
お通じによく効くので、私は2割くらい黒米、あとは、
もち麦やいろんな雑穀が混ざってるやつなんかも２割くらいいれて、白米の面影なし。
・焼ききのこ
キノコ何でも、強火のフライパンで焼き目をつけて、油と塩を混ぜておきます。
1回分を冷凍しておいて、お味噌汁でもスープでも、炒めてパスタでも、かなり利用範囲広いです。
・たっぷりの野菜。
これでもかの野菜炒め。ナムルもよく作ります。
・水分摂取
これがなかなか大変。寝たまま飲ませるにはむせたり、気管にはいっちゃったり、ご機嫌斜めで飲んでくれなかったり。で、最近はこれが活躍。おいしいし、ごっくんと確実に飲み込んでくれます。誤嚥もしにくいみたい。
味の素のアクアソリタゼリー。
・浣腸。
目に見える結果（ごめんなさい）があり、気分もいいはずで、達成感があるので、好きな介護の1つです。
今日のお夕飯。
・黒米と紫もち麦を混ぜたご飯でおにぎり
・焼きキノコを使って、鳥肉団子スープ
今日の母は不安定でした。睡眠薬をゼリーと一緒に飲ませます。
おやすみなさい。
今日はデイサービスの日。
母は少し気持ちが不安定な様子なので、4時間だけです。
母を送り出すと、
地鳴りを伴うような解放感が丹田のあたりから湧き上がります。
何をしよう、何ができる、何がしたい？
約1時間、取りつかれたようにテトリスをしながらネットフリックスを鑑賞しました。
それかい！
お昼、昨日の残りの豚汁を温めます。
自分だけの為の食事。
コチュジャン、にんにく、まだあるのに買ってしまったレタス、変色気味の鶏ひき肉、太ネギの青い部分、表皮がしなびてきたパプリカ、そして、今回の敗因であるスモークサーモンの残りをすべて豚汁に投入しました。
多すぎのコチュジャンとにんにくに支配された謎の汁もの。
スモークサーモンの臭みがきつい。
かろうじて余った食材を処分できた。
ドラマを見ながらゆっくりいただきました。
おいしくなかったけど、おいしかった。
納豆ご飯も食べました。
同じ頃、妹はこんなものを食べていました。
子供たちの休校を受けて在宅ワークに移行しながら、宿題監督中のお昼ご飯。
キッチンで食べるのね。
生活感あふれるこれぞ主婦のひるめし。
雑に切った野菜を残りご飯と炒め、冷凍水餃子をトッピング。
キムチドサッ。
母の夕食。
・ひじき煮丼 煮卵のせ。
母のデイサービスで時間があったはずなのに、ほぼほぼ抜け殻状態でぼーっと過ごし、
夕食はこんなことになりました。
こんな日もある。
うれしくて、悲しい朝でした。
明け方、5時半過ぎ頃。
母が、○○ちゃん、○○ちゃん、と私を呼ぶのです。
前回私の名前を呼んでくれたのは半年以上前。だから、きっとこれは夢だなあ、って思って寝がえりをひとつ。。。
いやいや、ほんとに呼んでる!
「え、どうしたの？お母さん、どっか痛い？」
あわてて起き上がったら、
「ううん、だいじょうぶ。もう起きてる？お茶いれようか？」
「まだ眠いからあとでおねがい」
声を殺して泣きました。
飲食は全介助の母です。
お湯のみを震える手で口に運び、うまくいけばこぼさずに飲める時もある、そんな母です。
以前と同じ声、同じ調子。
よくそう言って、お茶を入れてくれました。
私は緑茶党で、母は紅茶が大好き。
まず緑茶を入れてくれるんです。
「紅茶にしようよ」と私が言うと、嬉しそうにお気に入りの茶葉を出してきます。
今、私と母の朝はこんなふうにはじめてます。
まず、お急須に氷をいくつか投入。そこに緑茶葉をザザっと。
↓
下は約30分後。水出し茶ならぬ、氷出し茶。
とろりと甘く、朝一番にぴったり。
ここに湯冷ましを少し注ぎ、あまり濃く出さずにいただきます。
お供は梅干し。
頭痛を訴えることが多い母ですが、朝一番に大きな梅干しを緑茶と一緒に二つ食べるようにしてから、少し良くなった気がします。
今日のお昼。
昨日、農家の直売所で里芋を買ってきました。スーパーとは別物です。ねっとりホクホク。ガリガリしてる箇所がまったくなくて、剥いている時からおいしさ確信。
・里芋が主役の豚汁
・アボカドと甘酢生姜の出会い（これは、いつぞや外で食べた巻きずしの中身のまね。色鮮やかでおいしい組み合わせ）
ごちそうさま。
丁寧に、と言っても、
きゅうりのワタを除きパンの長さに切った、くらいです。
でもそれだけで、水気の少ない、でもジューシーなサンドイッチになります。
バターは室温に戻してマスタードと練り混ぜて。
ハムみたいなのは、成城石井の自家製ソーセージ。
これは母のお昼でした。
夜は、お雑煮とカクテキ。
お餅は小さく切って焼いてから、少し煮ました。
大根と一緒に口に入れてあげると飲み込みがスムーズです。
カクテキは生活クラブ。雑味がなくて優しい辛さ。
今日外来診察に行きました。
錠剤をうまく飲み込めないので、シロップに変えてもらいました。
できないことが増えていきます。
文字通り坂道を転げ落ちるように認知機能や身体機能が低下しています。
母に穏やかな時間はほとんどありません。
それでも、一日でも長く一緒にいたい。
お母さん、今日もありがとう。
寝たきりの母の為に、体に良くておいしくて、母の好むおかずを用意する毎日。
今日はこんなお夕飯でした。
ほうれん草と揚げのお味噌汁。
沢庵。
そして、私は。。。
時に、がっつり、ひとりで、こっそり、こんなものを食べます。
韓国のインスタント麺、チャパゲティ。
目玉焼きは油を多めにひいて、強火で揚げ焼きのようにして、半熟に仕上げます。
麺2袋、目玉焼き3つ。
これは体に良くないぞ！
カロリー高いぞ！
でもそんなにしょっぱくないし、辛くもないし、
香ばしい赤みそのような味。
ちょっとスパイシーなお供、例えばネギのキムチがあれば最高です。
煩悩が満たされました。
桜と雪。
幻想的な風景です。
医食同源が母の口癖でした。
いつも家族の健康を考えていた母。
そんな母が、思いがけない病気に倒れ、治療の後遺症もあり、自分では何もできなくなりました。
あんなに気をつけていたのに、と悔やんでいる暇はありません。
母にとっても私にとっても、数少ない楽しみである食事です。
毎日三食準備しますが、食が細くなっている母は、
朝は、緑茶・梅干し・果物。
昼か夜にしっかりと食べ、どちらかはパン。
今日はお昼にしっかり食べました。
黒米ともち麦を混ぜたご飯に温玉をのせて。
きのことにらのかきたま汁。 スープは鶏ささみでとりました。
大根のピクルス。
ひじき煮。
プチトマト。
お番茶。
食後は母の大嫌いな歯磨きです。。。
紅茶、特にダージリンを好んだ母を介護する娘の日記です。
要介護５の実母の介護が3年目に入りました。
母のマンションに移り住み、二人で暮らしています。
病に倒れる前とはまったく違う人になった母と向き合い、
その身辺の世話、
あらゆる介護サービスのアレンジ、
病態に応じた対策、
夫と子供達のこと、
在宅の仕事、
目の前のことを確実に前向きにこなしていくことで精いっぱいの毎日です。
なんとなくその気にならず、最初の記事を書くまでに2ヶ月近くかかりました。
でも今朝、焦燥感と不安と悲しみが混ざったような気持ちの塊がこみあげてきて、そうだ、ブログを書き始めてみよう、と思い立ちました。
コロナ旋風吹き荒れる今、
昨夜のせん妄の疲れか、朝食すぐにまた眠ってしまった母の傍らで、どうしたら元気な気持ちで明るく母を守っていけるのかわからない、という漠然とした不安が胸いっぱいに居座って、掃除などをする気になれません。
母の好きな（たぶん）お菓子を私もいただいてみます。
くらづくり本舗のサツマイモのお菓子。
何度もリピートしています。
おいしい紅茶をいれましょう。
