ダージリンママ介護日記

要介護5の実母79歳を介護した娘の日記 その後

うちはコロナにやられてます。

先月、アメリカのオレゴン在の友人に、

「そっちはコロナどうなん?」と聞いてみたら、

「感染者は増えているみたいだけど、人々の意識が、コロナは過去の事、重病化したら仕方ないという方向に進んでいる感じ。自己責任ってことかな。」

との返事。

そうかそうか、そうだよね。

これからはコロナと共に、だよね。

あんまり重症化しないみたいだし。

って私、のんきにしてました。

 

 

母と一卵性親子のようだった妹は海外住みで、母の最期は携帯の画面越しでした。

遠隔で私の介護を支えてくれた彼女が、この夏やっとお骨になった母に会いにやってくるのです。

妹の出発の3,4日前から、妹の夫がのどの痛みを訴え、盛大に咳をしまくり、

「せめてマスクしてくれ」と言ってみましたが、

モラハラのモラ夫ですから、

「そっちがマスクをすればいい、もうどうせうつってる!」とのたまいました。

その結果モラオの面目躍如、妹は出国前のPCR検査で陽性となりました。

それを受け、スタスタと足取り軽く検査に行ったモラオも陽性。

家族で自宅隔離と闘病開始。

 

妹の無念、推して知るべし。

 

先に一人で来日してた息子(私の甥っ子11歳)は、

元気に8日間キャンプをこなし、宿題やれやれとうるさい母親がいないので、

やさしいおばさん(私)とおじさん(夫)との3人暮らしを満喫中。

 

 

陰性になって3日目の妹は、今日の便でやっと成田に着きます。

深夜、うちの近くのホテルに一人でチェックイン。

感染力は消失しているはずですが、大事をとっての自主隔離。

明日、母のお骨と対面します。

そして、私と一緒に黙って荷造りをして、午後出国のためのPCR検査を

息子と受ける予定。

無事陰性ならば、明後日の便でとんぼ返りです。

つまり、息子を迎えに来ただけ。

3年ぶりの里帰り。日本滞在は正味1日とちょっとです。

 

 

思春期男子の食欲におののきながら、

私、夫、娘たちが手分けして甥っ子の夏休みの思い出を作ります。

最大のイベントは、娘とその彼氏が連れて行ってくれた大阪ユニバーサルスタジオ。

満喫しすぎて筋肉痛になった甥っ子でしたが、

帰ってすぐに娘と彼氏が相次いでコロナ感染。

甥っ子がケロリとしているのが救いです。

いやはや、コロナの感染力はすさまじいです。

 

ある日の甥っ子の朝ごはん。

ソーセージが好きなのよね。

 

約3週間、一緒に暮らした甥っ子とも、明日の夜でさよならです。

 

最後のお夕飯は、おばちゃんの得意料理、豚の生姜焼きだよ。

ジンジャーは嫌いと言っていた彼、もりもり食べました!

 

 

伊豆の実家にも二人で1泊してきました。

 

切り干し大根と玄米、お味噌汁、ピーマンの揚げびたし、サラダのお夕飯を二人でのんびり食べました。

甥っ子は、サラダをポテトチップスにのせて食べてました。

外人ぽいな。

彼にとって、楽しい思い出がいっぱいのこの家。

でもね、じいじ・ばあばの事はひとつも話さずに、

二人で庭の草を抜いたり、洗面所の大きな蜘蛛に驚いたりして過ごしました。

 

ばあばのうちに行こうか?と聞いたとき、ちょっとの間をおいて、

うん、とうなづいてくれた甥っ子よ、ありがとう。

 

またクリスマスに会おうね。

 

 

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