ダージリンママ介護日記

要介護5の実母79歳を介護した娘の日記 その後

MRI検査で考えた。

 

朝ごはん。

残りご飯のおにぎりは、冷蔵庫に入れずとも固く冷たくなってました。

鰹節、ごま、梅干し、醤油入り。

ぬか床がいい塩梅です。

 


寒波に乗じて、沢庵作りに挑戦。

 

7年前に胆管がんで亡くなった父は食い意地の張った人でした。

食以外でも好みが明確で、自らを楽しむ人でした。

酒乱の気があり、そこは家族にとっては大きな迷惑でしたが。

 

そんな父の好物の一つ。

「ひね沢庵」

ほんとは、細めの大根を皺が寄ってしなびたようになるまでよく干して、重しをきかせて漬けるんですって。

見様見真似で普通の大根を縛り、寒風に2週間干して、ぬかみそと一緒にジップロックに入れてみました。

いつ出来上がるのかな。

 

 

今日は、腹部MRI検査の結果の日。

異常なしとの診断で安心しました。

57歳で初めてのMRI検査を経験し、老いの道を歩き始めたことを自覚しました。

強がりでも感傷でもなく、両親の来た道、先に行った道を私も歩いていこう。

いつか読んだ本に、

「私の前に一本の道があり、右は孤独の森、左は自由の野原」という記述がありました。

その道は死へと向かう道です。

その先に父と母がいると思えば怖くないし、楽しみです。

 

健診や検査を一生懸命すすめてくれて、検査結果の前の日には、

「こわい」とつぶやく娘たちがいる幸せに感謝して、今日はとにかく掃除をしよう、そう思った土曜日の朝でした。

 

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