ストリートダンスの公演を見に行ってきました。
ヒップホップ、ブレイクダンスなどは少しは知られていますが、
ロック(ロックンロールではない)、ワック、スロージャズ、ボーグ、ハウス、ガールズなどのジャンルがあり、おそらく4,50歳より上の世代には馴染みの薄いダンスだと思います。
主に、「ウエーイ」という掛け声を連呼する若者たちが踊ってます。
わかりにくい…
コロナへの怒りが炸裂しているかのようなステージを堪能しました。
パンキング、もしくはワックと呼ばれるダンスを見ていた時に唐突に胸に浮かんだ一節は:
”まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の 花ある君と思ひけり”
”やさしく白き手をのべて 林檎をわれにあたへしは
薄紅の秋の実に 人こい初めしはじめなり”
島崎藤村 「初恋」より
舞台で大暴れのこの子たちは、前髪はあげたりあげなかったりだけど、
やさしく白き手をのべるだけのべて、
激しく美しく躍動して、
よもやいつの日か、五十肩に悩まされるかもなんて思うのか、いや、想像できまい。
五十肩、という言葉から、最も遠いところにいる、それがこの子たちだな…
今の私があんな動きを少しでも真似したら、こわすぎる…
五十肩って、突然痛くなるんですね。
もう3か月以上、腕が上がりません。
皆さんおっしゃいます、「時間がかかるわよ」
YouTubeで、ワッキングと検索するといろいろ出てきます。
とにかく腕をブンブン振り回すその動き。
駐車券を運転席に座ったまま取ることができない私には、うらやましくて仕方ない。
私は地道に振り子運動(コッドマン体操)をいたします。
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