寒い朝、甘酒でおなかを温めると肩の力が抜けて楽になります。
ホッとしてから、アボカドトーストで朝ごはん。
さいたま新都心、という駅に初めて降り立ちました。
くっきりとそびえたつ意匠をこらしたビル。
郵便局もスーパーも大きな病院も役所もある。
少し離れれば畑があって、住みやすそうな町。
黄ばんだ紙に、小さめの明朝体。
登場人物の名前もどこか古めかしい。
上下巻の長編ながら、どこから読んでも引き込まれる。
スマホに氾濫する日本語とは別格の躍動感。
スマホばっかり見てたらだめだぞ、自分。
帰りの高崎線、ランドセルの小学生たちが乗り込んできた。
3年生くらいかな。
女子2人が私の横に座り、おしゃべりしている。
そこに男子3名が団子状に絡まりながらやってきて、
うち一人が、目をぐるんぐるんに泳がせながら、
「こいつが~、まんてんぶすごりらだってえええ」と、
女子に言う。
他男子2人は、もじもじ居心地が悪そう。
ちらっと男子達を見た女子は、何も言わない。
男子去る。
男子、なぜかもどってくる。
まんてんぶすごりら発言の男子が女子を見る。
女子、手をこまねく。
ごりら男子、恥ずかしそうにちょっとうれしそうに足を止める。
女子、
「○○はもう出したの?○○先生が明日まで....」とかなんとか。
よく聞き取れない。
男子、へらへらして何も言わずに消える。
男子のむき出しの好意と、女子の落ち着き。
あの女子、かっこよかったなあ。
家に着いたら夕焼けでした。
太い日本蕎麦をワシワシ食べたい。
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