ダージリンママ介護日記

要介護5の実母79歳を介護した娘の日記 その後

大雨だから、さわやかハンバーグ

 

妹と伊豆修善寺の温泉旅館に一泊。

翌朝の風景です。

夜半から降り始めた雨は勢いを増し、

宿の部屋から見える山肌は、雨にけぶってほの白く見えました。

 

 

この日は庭仕事をする予定だったけど、これは無理だなあ。

仕方ない、さわやかハンバーグ函南店にいこう。

豪雨で所々通行止めの国道136号線を走ります。

海外暮らしの妹は、百均・しまむら・本屋・薬局があると、寄らずにはいられません。

 

お昼時なのにたった37分待ち(いつもは120分以上)のさわやかハンバーグに到着。

 

 

宿の朝食をたらふく食べたおばさん二人、お肉をがっつりいただきました。

さわやかのハンバーグは、回を増すごとによりおいしく感じます。

 

 

横浜への出発は、雨と相談して23時と決めました。

 

妹が仮眠を取っている間、実家の窓から見える夜景を眺めます。

 

おばあちゃんちに行った帰りの夜道や、

伊豆長岡で酔いつぶれた父を迎えに行った時、

沼津から国道414号線の海沿いを走った夜もあったかな。

電気が灯った家々を見ながら、母はよく同じようなことをつぶやいてました。

「この明かりの数だけ家庭があって、みんなその下で泣いたり笑ったりしているのよねえ」

私が子供のころの記憶なので、

その後はあんまり言わなかったのかなあ。

 

あとから気づいたんです。

母はそうやって自分を励ましていたんだな、と。

みんな、いろいろある。

それが人生。

負けるもんか、ってね。

 

 

 

 

お母さん、

あなたがいないと、ここは火が消えたようです。

あのね、

今日ね、

大雨の中、緊張して運転してる○○○(妹の名前)とね、

修善寺楽しかったよね」って話してたのよ。

でね、私が

「あのさ~」って言ったのよ。

その後は何も言えなくなっちゃって。

そしたらしばらくして、答えが返ってきたよ。

「うん、そしたらもっともっと楽しかったよね」

 

私が言えなかった、

「お母さんいたらよかったよね」が彼女には聞こえたんだね。

 

 

 

 

23時になりました。

かすかにいびきをかきながら眠っている妹を、申し訳ないけどたたき起こし、

実家を出発しました。

 

午前0時半過ぎ、横浜に到着。

運転ありがとう。

妹は今日の夕方の便で帰ります。

 

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