私が中学生の時、母が玄米食を始めて、私も一緒に毎晩玄米。
圧力鍋で炊いていた。
「香ばしくておいしい! 白米よりおいしい!」
なんて言いながら、私と母だけ、玄米。
玄米のおかげで、「便通」を始めて意識した、あの頃、
ファミリーレストランが、町に出現した。
母・私・弟・妹で、さっそく行ってみた。
ハンバーグや海老フライを食べたんだと思う。
パンか、ライスを選ぶ段になり、
母とうなづきあいながら、「ライスおねがいします」
やってきた、平皿に盛られた白く輝くライス。
これが、ひとり一皿(当たり前)やってきた。
一口食べて仰天。
お、お、おいしい。。。
母と私、黙って白米だけを食べ続けた、という出来事。
妹に確認したら、
「その話、何度も聞いてる」とのこと。
(玄米食も、その後の宿便騒動(袋に入った粉を飲むと宿便が出るという危ない健康法。それ、下剤やろ!)の時も、「あんたはまだ小さいからやめとけ」と言われて、妹は不参加だった。本人、悔しかったとのこと。)
その後、玄米食は先細り、時々玄米、通常白米、に落ち着いた。
今、玄米を時々炊く。
一度にたくさん炊き、しばらく食べ続ける。
夫は白米オンリー。
先日、たまたま白米のおにぎりを娘からもらって、
朝、卵入り煮返し小松菜味噌汁と一緒に食べた。
玄米に慣れた口に、白米は飲み物のようにすべり込み、消えていく。
あのファミレスの日がよみがえった、おなかいっぱいの朝ごはんでした。
夜はまた玄米。
硬めパラパラに炊いた玄米に残り物をのっける。
ひじき煮・紅生姜・鮭フレーク、そして、いぶりがっこ&クリームチーズ。
豪華なサラダみたいだ!
玄米、おいしいぞ!
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