ダージリンママ介護日記

要介護5の実母79歳を介護した娘の日記 その後

明け方の夢

 

昨日、遺産分割協議書に押印しました。

相続人は3人。

私、弟、妹です。

全員が心から納得、ではないと思います。

3人の気持ちと、今までのこと、知る限り、推しはかる限りの母の思い。

話し合いを重ね、それぞれが多くを飲み込み、時に吐き出し、合意しました。

この日が来るのか、と疑ったこともありましたが、来ました。

 

そして今朝、かなりリアルな夢を見たんです。

 

富士のおばあちゃんち(母の母)に、母、私、妹、娘二人、妹の子たち、弟、そしてたぶんおばあちゃんがいて、食事をしようとしています。

白米の上に、かぼちゃの角切りと鶏そぼろをのせたもの。

エビの入った春雨サラダ。

青菜の浮いた汁。

私が普段作る料理でもなく、記憶にある母の手になるものでもなく。

はじめて見るような献立と器。

出来上がって楽しく食べてるんだけど、途中何かが起きて、

母と私が食卓に戻ると、弟、妹、子供たちが居ないんです。

覚えのある黒いソファに母と並んで座り、食べ散らかした食卓を見ながら、

帰っちゃったね、ってさみしい気持ちになるんです。

でも、母は少し微笑んでいて、楽しかったよね、みたいなことを言います。

 

このへんで、目が覚めました。

現実がわからなくなるくらいリアルな夢でした。

えっと、どこだっけ?

いまどこだっけ?

伊豆の実家でもなく、おばあちゃんちでもなく、母とのマンションでもなく、夫と暮らしている自宅でした。

そりゃそうだ。

夢が夢だったことを認識し、相続にきりがついたことは現実だと思い、その経緯が脳内に流れました。

 

起きだして、母の好きなお湯のみに緑茶を入れました。

 

母はいつも私たち3人のことを心配してました。

これからは私が母の代わりに弟と妹を心配していこう、そう決意しました。

 

(今だけやろ。まじ腹が立つこともあったしな!だめだめ、もう済んだこと。でもさ、あれはないよね?あの言い方!ほらほら、お母さんが心配するよ。。。はああい。)

 

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