ダージリンママ介護日記

要介護5の実母79歳を介護した娘の日記 その後

七年目の石畳

 

実家の朝です。

 

トースト・辛子マヨネーズ・きゅうり・ハム。

アイスティーと共に、2分で完食。

平日の仕事の朝はあまり食欲がないのに、こういうときは早起きしてモリモリ食べる。

 

午前中、粗大ゴミを清掃センターに持って行きました。

両親が亡くなってしばらくは、

「なにひとつ、捨てたくない!」

という、ガルガル期のような気持ちでしたが、かなり捨てられるようになってきました。

 

父が亡くなって七年。

母が亡くなってもうすぐ二年です。

 

今回のミッション:

高圧洗浄機ケルヒャーを使って、石畳・灯篭・置き石をきれいにする!

 

途中から、頭がカラッポになっていました。

没頭・没入・無心。

 

気づいたら1時間以上経過していて、あわてて水をのんで、首にタオルを巻きなおす。

 

約3時間、さすがに手がしびれてきて、おわりにしました。

大きな灯篭は洗えなかった。

石畳は、こうなりました。

 

ビフォー。

アフター。

 

強い日差しであっという間に乾いて、よりきれいに見えます。

 

 

 

最後にワーッと水を撒いて、ドロドロの手足を洗いました。

そのあと、OS-1を飲みながらお風呂。

血液サラサラ薬のせいで、いつもあざがある太い足を眺めながら考える。

母は突然倒れましたが、家の中はキチンと片付いていました。

だから実家の片づけは片づけというよりも、

父と母の永遠の不在を受け入れる作業です。

私も弟も妹も、それぞれの家庭を築いて暮らしています。

父と母の物は、もういらないのです。

今日、ここにあるものをすべて捨てても、私たちは困りません。

 

いつか読んだ本に、

「断捨離をする。どうしても処分できないものが最後に残る。それがあなたの生きる意味」と、書いてありました。

 

実家の片づけを遅々と進めている今、

最後に残るものはなんだろう。

からっぽの家と庭ってことかな。

この家を売る気がないのなら、

それが私の生きる意味になるのかな。

そうかもしれないな。

それってどういうことなんだろう。

 

83歳アル・パチーノと54歳年下の彼女、出産から3か月で破局って、

その彼女29歳どんな顔?って急いで検索してる場合じゃない。

 

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