今朝、ふと思い出したのだ。
いつだったか、死後の世界はあるのかな、ということを母と話したのだ。
死んでから、なんらかのメッセージを送ろう、ということになった。
それをあらかじめ、決めておこう。
具体的にどうするのか?そこまでは話さなかった。
イメージとしては、
死んだあとあの世で落ち着いたら、
「だいじょぶやで、こっちにおるで」という感じのメッセージを送る。
指定の置物や絵などを動かす、ということだったと思う。
実家のあの部屋で、母は台所側に立っていて、
私は食卓の椅子に座っていた。
今日の朝ごはん。
この、母の手に成るシールの貼られた試供品の小さなケース。
母に倣い、中にワセリンを詰めて唇の乾燥対策。
母のポーチから拝借して、使っている。
今日、ピッチリとワセリンを詰め、注意深く平にして、しばらく置くことにする。
お母さん、もしあの約束を覚えていたら、この表面に爪痕を残してください。
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