中学生の時、好きな男の子からの年賀状に
「起きると鼻が冷たい季節です」とありました。
彼の細やかな感性に恐れ入った覚えがあります。
今月は長女が居候しています。
膝を痛め、通勤に支障があり、車で送迎できる実家に帰ってきたわけです。
初老夫婦のふたり暮らしが少し様変わりしています。
私がいつもより少し早寝早起き。
夫は嬉しそう。
普段はマンション暮らしの長女。
ここ寒いねえ、と言います。
集合住宅って、あったかいですよね。
戸建ては、日差しのある日はいいけど寒いです。
煮炊きをしたり、暖房したりするけど、なんか寒い。
(夫婦関係のせいかしら。あーさむいさむい)
長女は寝る前に、ふとん乾燥機を1時間ブイブイ言わせてホカホカにします。
ふとんの上に重い毛布をかけて、すっぽりくるまり顔だけだして、
「顔がさむい~」と言います。
セーターと暖パンが寝間着です。
娘よ、母は真冬に寒い部屋で寝るのが好きなのだ。
暖房は使わず、窓は全開(網戸あり)。
透明な冷気に満ちた狭い部屋。
半袖Tシャツとペラペラのパジャマズボンで、
ふとん乾燥機でホカホカに温まっている無印の2層式羽毛ふとんにすべり込む至福。
朝、冷え切った鼻先で甘酸っぱい初恋を思い出しながら、
寝る前にセットしたユニクロスフレヤーンのセーター2枚と厚手の靴下と厚手のスリッパを素早く身に着け、台所に降ります。
そして、張り切って娘のお弁当を作ります。
最近は、チーズ、海苔、醤油をはさんだ2段ご飯がブームです。
娘が高校の時以来のお弁当作り。
あれから10年近くたちました。
楽しいな。
並べてみるとわかる、材料の使いまわしと、お気に入りの食材。
出色のメニューは、マカロニサラダ。
飛田和緒さんのレシピで、マヨネーズの前に「すし酢」を入れます。
料理本でよく、味の輪郭がはっきりする、という記述があって、
どういうことだろうと思っていたのが、これでわかりました。
ゆであがったマカロニが熱いうちにボウルにいれ、
玉ねぎの薄切りを加えて軽く混ぜ、5分ほどおいたら、すし酢を入れるんです。
マカロニ150gに対して、すし酢大さじ2くらい。
冷めたら、他の野菜とマヨネーズ、塩コショウです。
そういえば、母もよくマカロニサラダを作っていました。
父はそれにウスターソースをかけていた覚えがあります。
引き続き、お弁当作り、がんばるぞい。
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