何よりも恐ろしいこと、それは、母が現状を正しく理解すること。
何もできない動けない。
私の時間のほぼすべてを奪って成り立つ今の母の生活。
それがわからない母で本当によかった。
今後も理解することはないでしょう。
厳しくもありがたい真実。
今日は娘がいてくれたので、以前よく行っていたスーパーに行きました。
母が倒れてからは一度も行ってませんでした。
スーパーにも固有のにおいがありました。
意識したことなかったのに、入った途端、あ~って声が出ました。
私がここに来てた日々、母は元気だった。
今もまだ 母に電話をするような 自分の気配にただ立ち止まる
いつもなら、母を置いてマンションを出ると頭が軽くなります。
解放されて、体の中を風が吹き抜けるような気分になります。
今日はだめ、落ち込んじゃいました。
元気が出るように、肉を買いました。鶏手羽中です。
ビニール袋に、鶏手羽中、塩、胡椒、醤油少しを投入、もみこんでから冷蔵庫に入れておきます。
グリルでこんがり。おいしく焼けました。塩コショウきつめ。
母は一つ食べただけ。しょっぱい、って言ってました。
お昼にガッツリ皿うどんを食べたので、お夕飯はパンにしました。
・雑穀パンに、ハム+ピクルス・パプリカ(素焼きして、ピエトロドレッシングで味付け)
・ゆでブロッコリ
・お味噌汁
・レモン水
4,5年前でしょうか、元気だった母が、
「私、一人になったら、あなたのそばに住んでご飯作ってもらおうかなあ。」って。
うれしかったなあ。