ダージリンママ介護日記

要介護5の実母79歳を介護した娘の日記 その後

恐ろしいこと でもそうならないこと

 

何よりも恐ろしいこと、それは、母が現状を正しく理解すること。

何もできない動けない。

私の時間のほぼすべてを奪って成り立つ今の母の生活。

それがわからない母で本当によかった。

今後も理解することはないでしょう。

厳しくもありがたい真実。

 

 

今日は娘がいてくれたので、以前よく行っていたスーパーに行きました。

母が倒れてからは一度も行ってませんでした。

 

スーパーにも固有のにおいがありました。

意識したことなかったのに、入った途端、あ~って声が出ました。

私がここに来てた日々、母は元気だった。

 

 

今もまだ 母に電話をするような 自分の気配にただ立ち止まる

 

 

いつもなら、母を置いてマンションを出ると頭が軽くなります。

解放されて、体の中を風が吹き抜けるような気分になります。

今日はだめ、落ち込んじゃいました。

 

元気が出るように、肉を買いました。鶏手羽中です。

ビニール袋に、鶏手羽中、塩、胡椒、醤油少しを投入、もみこんでから冷蔵庫に入れておきます。

グリルでこんがり。おいしく焼けました。塩コショウきつめ。

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母は一つ食べただけ。しょっぱい、って言ってました。

お昼にガッツリ皿うどんを食べたので、お夕飯はパンにしました。

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・雑穀パンに、ハム+ピクルス・パプリカ(素焼きして、ピエトロドレッシングで味付け)

・ゆでブロッコ

・お味噌汁

・レモン水

 

4,5年前でしょうか、元気だった母が、

「私、一人になったら、あなたのそばに住んでご飯作ってもらおうかなあ。」って。

うれしかったなあ。