ダージリンママ介護日記

要介護5の実母79歳を介護した娘の日記 その後

大橋歩さんのこと

私の一日は母の体位変換から始まります。

体圧調節マットレスの夜モードスイッチを切り、

着衣とおしもを整え、

口の中をスポンジでぬぐい、

体温を測り、

あたたかいエンシュア注入を始めます。

 

私も何かあたたかいものを飲みます。f:id:Darjeelingmama:20210528111718j:plain

今はこれ。

 

ずっと、緑茶でした。

コーヒーに挑戦しました。

オサレなレモン白湯も試しました。

ただの白湯は、毎回予想を裏切る満足感をもらえます。

 

トワイニングオレンジペコ、癖がなくて、ちゃんと紅茶の味がするんです。

トップバリュ・無農薬・有機栽培・フォーション日東紅茶・リプトンティーバッグ・カルディの濃縮紅茶、など試した結果、これに落ち着きました。

 

ミルクティーを飲んで、大橋歩さんの生活術、という本を引っ張り出してきました。

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食事、キッチン、住まい、アートなどについて、たっぷりの写真とともに語っています。

印象的だったのは、朝ごはんについてのページ。

あたたかいミルクティとトースト。

あればヨーグルトとフルーツ。

毎朝、同じ。

朝食用には、ロイヤルコペンハーゲンの真っ白な食器。

田舎の別荘は、山の中なので白はきつすぎて、花柄の食器をそろえた、って。。

オサレでリッチ。。。

ホテルでのブッフェ朝食でも、同じようなものを食べると。

追加するのは、卵料理くらい、って。。

確立したスタイルを旅先でも貫く。。。ステキ。。。

 

初めての大橋歩さんの本は、これ。

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1991年に出た本で、ずっと手元にあります。

お醤油の染みがついてます。

有名人の食エッセイや料理本は、キラキラしているものが多いという印象ですが

この本は違っていました。

食にまつわる本を出すと言ったら、夫がやめてくれと言った、と書いてありました。

大橋さんが初めて作ったチキン料理を、夫が息子においしいよ、とすすめたら、一口食べた息子がニッと笑って、そのあと2人でこそこそ話して笑っていた、という描写がありました。

自分の料理は息子に評判が悪い、

息子がまずい、というと、夫はいつもニヤっと笑って息子に目であいづちをうつ、

こんなことが書いてあるんです。

大橋さんは車通勤をしていて、途中で食べるものを買ってしまうと、家まで我慢できなくて車の中で食べだしてしまう、だから車の中にいろいろ落ちている、なんてことも書いてありました。

正直。

 

大橋歩さんは今年81歳。

私、インスタグラムもフォローしてます。

平凡パンチの表紙絵で一世を風靡した一流のイラストレーターでデザイナーであると同時に、地に足のついた堅実賢明な生活人。

まじめな生活、という本もあるように、かたくなともいえるほどの真面目さもすごく魅力的。

 

ミルクティの朝が続いているので、

トーストとバター(カルピスバター希望)とフルーツヨーグルトも真似してみようかな、なんて思うけど、やっぱり煮返し味噌汁と納豆ご飯に落ち着く私です。

 

でもでも母の食事は、紅茶、バタートースト、フルーツ。。。

大橋さんと似てる!

今朝の食事。

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今日も無事に過ごせますように。

 

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