私の一日は母の体位変換から始まります。
体圧調節マットレスの夜モードスイッチを切り、
着衣とおしもを整え、
口の中をスポンジでぬぐい、
体温を測り、
あたたかいエンシュア注入を始めます。
私も何かあたたかいものを飲みます。
今はこれ。
ずっと、緑茶でした。
コーヒーに挑戦しました。
オサレなレモン白湯も試しました。
ただの白湯は、毎回予想を裏切る満足感をもらえます。
トワイニングのオレンジペコ、癖がなくて、ちゃんと紅茶の味がするんです。
トップバリュ・無農薬・有機栽培・フォーション・日東紅茶・リプトンティーバッグ・カルディの濃縮紅茶、など試した結果、これに落ち着きました。
ミルクティーを飲んで、大橋歩さんの生活術、という本を引っ張り出してきました。
食事、キッチン、住まい、アートなどについて、たっぷりの写真とともに語っています。
印象的だったのは、朝ごはんについてのページ。
あたたかいミルクティとトースト。
あればヨーグルトとフルーツ。
毎朝、同じ。
朝食用には、ロイヤルコペンハーゲンの真っ白な食器。
田舎の別荘は、山の中なので白はきつすぎて、花柄の食器をそろえた、って。。
オサレでリッチ。。。
ホテルでのブッフェ朝食でも、同じようなものを食べると。
追加するのは、卵料理くらい、って。。
確立したスタイルを旅先でも貫く。。。ステキ。。。
初めての大橋歩さんの本は、これ。
1991年に出た本で、ずっと手元にあります。
お醤油の染みがついてます。
有名人の食エッセイや料理本は、キラキラしているものが多いという印象ですが
この本は違っていました。
食にまつわる本を出すと言ったら、夫がやめてくれと言った、と書いてありました。
大橋さんが初めて作ったチキン料理を、夫が息子においしいよ、とすすめたら、一口食べた息子がニッと笑って、そのあと2人でこそこそ話して笑っていた、という描写がありました。
自分の料理は息子に評判が悪い、
息子がまずい、というと、夫はいつもニヤっと笑って息子に目であいづちをうつ、
こんなことが書いてあるんです。
大橋さんは車通勤をしていて、途中で食べるものを買ってしまうと、家まで我慢できなくて車の中で食べだしてしまう、だから車の中にいろいろ落ちている、なんてことも書いてありました。
正直。
大橋歩さんは今年81歳。
私、インスタグラムもフォローしてます。
平凡パンチの表紙絵で一世を風靡した一流のイラストレーターでデザイナーであると同時に、地に足のついた堅実賢明な生活人。
まじめな生活、という本もあるように、かたくなともいえるほどの真面目さもすごく魅力的。
ミルクティの朝が続いているので、
トーストとバター(カルピスバター希望)とフルーツヨーグルトも真似してみようかな、なんて思うけど、やっぱり煮返し味噌汁と納豆ご飯に落ち着く私です。
でもでも母の食事は、紅茶、バタートースト、フルーツ。。。
大橋さんと似てる!
今朝の食事。
今日も無事に過ごせますように。
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