ダージリンママ介護日記

要介護5の実母79歳を介護した娘の日記 その後

レスパイト入院をキャンセルした!

母はあんまりパッとしません。

ここ1か月くらいは、むくみがあり、ひどいときには、足などカチカチになってしまいます。頻脈で、常時100前後、夕方には120に達したりします。

酸素の値も90を切ることが多く、在宅酸素(0.5L)を始めました。

利尿剤(ラシックス20㎎)も10日前から始めています。

 

少しだけむくみが改善しましたが、以前のようには戻りません。

脈が速くなったりすると、少し苦しそうです。

 

お風呂に入ると体全体がやわらかくなり、むくみも一時的によくなります。

医療マッサージも効果があります。

むくんで固くなった足をグイグイほぐしたくなりますが、

それはダメよ、と看護師さんに教えてもらいました。

そーっと、なでるように、心臓に向かってさすります。

もむよりも数段、効果があります。不思議なくらい。

リンパマッサージ、ってことなんですかね。

 

調子を崩す前に、初めてのレスパイト入院(2泊3日)を計画していましたが、

こりゃあ無理かなあと思っていたら、主治医が

「この機会に病院で心臓なんかの検査をしてもらいましょう」と言いました。

そうかあ、決行かあ。

 

昨日、その病院のソーシャルワーカーと看護師さんとの面談に行ってきたんです。

結果、キャンセルすることにしました。

理由は、体位交換が4時間に1度、と決められていること。

患者により幅はあるとのことですが、それがルール。

マットレスはエアマット。

家では、体位交換は30分から1時間毎にします。

夜は自動的に動いてくれる体圧調整マットレスをオン。

今まで入院した病院では、寝たきりの場合の体位交換は2時間ごとが普通でした。

 

2泊3日は短い入院です。

検査もしてほしい。

でも、キャンセルするぞ。

クリニックの看護師さんに電話して、気持ちを話しました。

「え、検査もできるけど。そう、わかりました。先生に話しますね。」と言われ、

その後、電話がきて、

「先生に話しました。キャンセルしますね。月曜日に先方に連絡するから

それまでに気が変わったら連絡ちょうだいね」と言ってくれました。

やさしいなあ。

気持ちが変わることはないけど、はい、ありがとうございます、と答えました。

 

キャンセルが決まって、晴れ晴れしている私です。

今回、訪問看護師さんに相談したときに、

「急変は私のそばで」と言った自分にちょっとおどろき。

時々ありますよね、自分の言葉なのに、

ああ私そう思ってるんだ、って気づくようなこと。

 

何度も、いろんなとこで、延命や蘇生拒否、急変時の対応やらの話があり、

サインするたびに、覚悟なんてできるわけない、だからそんなこと考えないって思ってたけど、どこかでいつもその日のことを考えているんですね。

 

さ、また母の体をさすってきます。

 

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