母はあんまりパッとしません。
ここ1か月くらいは、むくみがあり、ひどいときには、足などカチカチになってしまいます。頻脈で、常時100前後、夕方には120に達したりします。
酸素の値も90を切ることが多く、在宅酸素(0.5L)を始めました。
利尿剤(ラシックス20㎎)も10日前から始めています。
少しだけむくみが改善しましたが、以前のようには戻りません。
脈が速くなったりすると、少し苦しそうです。
お風呂に入ると体全体がやわらかくなり、むくみも一時的によくなります。
医療マッサージも効果があります。
むくんで固くなった足をグイグイほぐしたくなりますが、
それはダメよ、と看護師さんに教えてもらいました。
そーっと、なでるように、心臓に向かってさすります。
もむよりも数段、効果があります。不思議なくらい。
リンパマッサージ、ってことなんですかね。
調子を崩す前に、初めてのレスパイト入院(2泊3日)を計画していましたが、
こりゃあ無理かなあと思っていたら、主治医が
「この機会に病院で心臓なんかの検査をしてもらいましょう」と言いました。
そうかあ、決行かあ。
昨日、その病院のソーシャルワーカーと看護師さんとの面談に行ってきたんです。
結果、キャンセルすることにしました。
理由は、体位交換が4時間に1度、と決められていること。
患者により幅はあるとのことですが、それがルール。
マットレスはエアマット。
家では、体位交換は30分から1時間毎にします。
夜は自動的に動いてくれる体圧調整マットレスをオン。
今まで入院した病院では、寝たきりの場合の体位交換は2時間ごとが普通でした。
2泊3日は短い入院です。
検査もしてほしい。
でも、キャンセルするぞ。
クリニックの看護師さんに電話して、気持ちを話しました。
「え、検査もできるけど。そう、わかりました。先生に話しますね。」と言われ、
その後、電話がきて、
「先生に話しました。キャンセルしますね。月曜日に先方に連絡するから
それまでに気が変わったら連絡ちょうだいね」と言ってくれました。
やさしいなあ。
気持ちが変わることはないけど、はい、ありがとうございます、と答えました。
キャンセルが決まって、晴れ晴れしている私です。
今回、訪問看護師さんに相談したときに、
「急変は私のそばで」と言った自分にちょっとおどろき。
時々ありますよね、自分の言葉なのに、
ああ私そう思ってるんだ、って気づくようなこと。
何度も、いろんなとこで、延命や蘇生拒否、急変時の対応やらの話があり、
サインするたびに、覚悟なんてできるわけない、だからそんなこと考えないって思ってたけど、どこかでいつもその日のことを考えているんですね。
さ、また母の体をさすってきます。
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