実家なう。
昨夜遅くに横浜を出発して、小腹が空いたので足柄SAでこれらを購入。
干し芋は普通だけど、鈴廣のチーズかまぼこはとてもおいしい。
ドリカムとイーグルスを聴きながらかっ飛ばして、22時近くに伊豆に到着。
玄関先で夜空を見上げたら、ぼんやりした月が迎えてくれてました。
お父さんお母さんただいま帰りました。
空っぽのこの家に、いそいそと帰ってくる。
そして父を、母を探す。
すぐにお腹の出っ張った父が現れ、
「今夜は泊まっていくんだよな」とニコニコする。
2階に布団を敷いてくれた母が、軽やかに階段を降りてくる。
両親の気配が濃密に漂い、湯船に浸かるようにそこに身を沈める。
父が逝って6年。
母を見送ってもうすぐ半年。
普段はピッチリと蓋が閉まる箱に記憶を閉じ込めて、
思い出すまい、考えまいとしているけど、
ここに来たら、まずは心を解き放ち、
こどもの頃のように手放しで泣くと、すっきりします。
今日は、あの有名なさやわかハンバーグを食べてきました。
期待が大きすぎて、ちょっと拍子抜けのシンプルさ。
もう6回食べたという娘に言わせると、
最初はたいしたことないと思ってもなぜかまた食べたくなるそうです。
午後、草取りをしていたら雨が降ってきました。
小紫陽花が咲き始めています。
山紫陽花の仲間で、ギザギザの葉っぱに囲まれた小さな花は気高くツンとしています。
母の好きな花。
夜更けてなお、強き雨足が静けさに拍車をかけ、テレビより何よりWi-Fiが大事と知った56才の夏。
次回はモバイルWi-Fi、もってこよっと。
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