母を介護した4年間、自宅から徒歩5分のマンションに母とふたり、暮らしました。
この4年の間に、大学生だった次女が独立し、長女は彼氏と同棲を始めました。
先週末、次女に母のマンションを明け渡し、
私は生活の主軸を自宅に移しつつあります。
4年ぶりの自宅。徒歩5分の距離ですし、行ったり来たりはしていましたが、
1時間以上滞在したのは、年末の大掃除と2019年に妹が来てくれた時だけ。
まずは仕事環境を整えます。
マウスが…変わってました。
丸いところでカーソルを動かすので、マウス本体はほとんど動かしません。
使いにくいです。夫よ、なぜこれを買った…
お昼はマンションで詰めたカレー弁当。
ふと目をあげると、以前はなかった、あるはずのない場所に、自転車が浮かんでいました。
自らを楽しむ術を知る夫をありがたく思います。
この家には4年前の自分がいます。
こまごまと収納を工夫したり、
料理をぐんぐん大量に作ったり、
娘達と笑ったり、夫ともめたりしながら、
次はいつ母に会いにいこうかといつも考えていた、自分がいます。
あの頃の家族の様子がよみがえってきて、息が詰まります。
なんて遠い。
なんて幸せな、母が生きていたあの頃。
母が消えて半年、思いはいや募り、涙の吹き出しは自由自在。
この自宅にも、娘が大荷物を持ち込んだマンションにも片付けるべきものが山積で、それらは私に寂しさをかこつ暇を与えず、こんなふうにやり過ごすのもありなのだと納得。
どんなに切なくとも腹は減り、終わらぬ片付けに疲れて外食。
お寿司を食べに行きました。
二人でたらふく食べても4000円の回転寿司。ボイル海老がおいしかった。
甘いものを所望するのは1年に一度くらい。
それが今日でした。
どらトッツオ。
おいしかったです。
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