今思えば、しばらく前から体調が今一つで、デイ弁当もほとんど食べずに帰ってきて、
大好きなかぼちゃもすすまず、
久しぶりに吸引したりして、
朝の果物も以前に比べたらちょっとしか食べられなくて、
派手にむせたなあ、と思った翌朝に発熱38度。
訪問看護師さんがきて、主治医に連絡。
往診するまでもなく、経口摂取を中止して、抗生剤(錠剤)開始。
翌日には解熱したものの、往診を受け血液検査。
やはり炎症の値が高い(点滴で抗生剤を入れるほどではない)。
誤嚥性肺炎、尿路感染、胆嚢炎、コロナ、どれかはわからないけれど、
熱が下がったので、そのまま7日で抗生剤を飲み切り、
再度発熱しなかったので、経口摂取再開となりました。
食べられるから胃ろうを造設したんです。
胃ろうに助けてもらいながら、食べる楽しみを少しでも長く継続したいと思ったんです。
でもこうして、いろんな機能が緩やかに、時に急に、落ちていって、
そのうちに食べることがままならなくなり、でも胃ろうがあるから生かされてしまう。
予想できたはずの母の未来。
避けてきたんだな、考えたくなかったんだな。
重苦しいもやもやが私の胃の腑に居座りました。
少しずつ。
ゆっくり。
焦らず。
慎重に。
今日はこれを8割方、食べました。
もう死んじゃうかも、って思ったことが何度もあったんだから、
以前のようにとまでは言わないから、
痛み苦しみなく、母が少しでも長く生きてくれますように。
ランキングに参加しています。よかったらクリックお願いします。