ダージリンママ介護日記

要介護5の実母79歳を介護した娘の日記 その後

夫のいいところ

 

昨日も泳ぎました。

15分550m。

五十肩から解放されつつありますが、痛くない左手の可動域を100とすると、

右手は70くらいです。

クロールの時、左手は優雅に弧を描く(思い込み?)のですが、

右手はパタンとすぐに水中に没します。

そこまでしか上がらないのです。

平泳ぎもしかり。

左手はアメンボみたいに水面近くを大きく回せるのに、

右手は約20㎝下方をヒュイっと掻くだけ。

それでも泳いだ後は爽快です。

 

お夕飯は、夫といつものとんかつ屋さんで待ち合わせ。

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手前の私はコロッケ定食。

夫は生姜焼き定食。

ダイエットはおあずけなり。

 

「平泳ぎの時さ、ほら、こうして腕を回すとちゃんと両手同じ高さに伸ばせるのに、

プールんなかだと、右手が沈んじゃうんだよ!おかしくない?」

と、とんかつ屋さんの座敷で膝立ちになって平泳ぐ私。

そんな私をちらりと見た夫が言いました。

「それは、体に対して90度だろ。

泳いでるときは、180度上げようとしてるんだから、そりゃ、上がらないよ」

少しの間。

「え?あ、そうか!そういうことか!!すごいね、頭いいね!!」

「…」

 

こういう時、私をバカにしないこの人はいい人だな、と思うんですよね。

ハードル低いかな。

 

母の介護が始まってから、私は母のマンションに移住したので、

夫とは別居が続いています。

ほぼ毎日夕飯を食べにきて、朝ごはんと果物を持たせます。

先日、キウイを丸ごと剥いてタッパに入れて渡しました。

次の日、

「キウイ、甘かったでしょ」

「まあまあだった。あれ、でかすぎて食べにくいよ」

「包丁で切ればいいじゃん」

少しの間。

夫は、ハッとしたような顔をして苦笑い。

黙ってたけど、ちょっと恥ずかしかったんだと思います。

素直だなと思います。

 

以前、昭和の企業戦士のように働いていたころは、もっとトゲトゲしていました。

若気の至りもあったと思います。

私はあまり怒ったり、大きな声を出したりしないのですが、

それはそれで、ずうずうしいことでもあったと思います。

 

いずれ結婚するであろう娘達の手本になれるような夫婦では決してありません。

 

優しい言葉や、態度、思いやりのある行動ができないときがほとんどだけど、

ごはんだけはちゃんと作っていこうと思っています。

 

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