ダージリンママ介護日記

要介護5の実母79歳を介護した娘の日記 その後

あーやだやだ。

 

あーやだやだ、と口にでてしまうくらい、いやな事。

とっても小さく些細な事。

 

先日、夫と平日ランチ。

ちょっと気取った焼き肉屋。

焼肉定食A1000円。デザートとコーヒー付きで1700円。

チゲ定食同じ値段。

 

以前に来た時に、デザートに出てきたロールケーキ。

夫がおいしいおいしいと食べていた。

でも今回、夫は、デザートコーヒーはいらないと。

彼は大病していて、一度にたくさん食べられない。

じゃ、私はデザートコーヒー付きで。

私は甘いものあまり食べないし、コーヒーも好きではないけど、

2人で分ければ、夫もちょうどよく楽しめるでしょう。

そしたら、

「あんまり時間ないんだよ」

と、不機嫌な顔で言う。

不機嫌な顔、なんです。

「あ、じゃ、定食単品でお願いします」

 

ここでね、

「ケーキこないだおいしかったから、ひとつならちょうどいいかと思ってさ」

と言えない私。

「何よ、私はケーキもコーヒーも興味ないけど、気を使ってるのに」

とも、もちろん言えない私。

だまって、他の話題をさがす。

なぜ言えないか?

もっと不機嫌な顔でマイナスな事言われるのがいやだから。

でもね、

はっきり自分の思うところを言って、

「ああ、そうなんだ、ごめんごめん」と言うかもしれないじゃないですか。

私の気遣いに気がつかなくても、それはしょうがない。

それは、求めすぎ。

だから、私が素直に言うべきなのよね。

でも言えない、言いたくない、言う勇気も、そして、真実の思いやりもない。

 

あ~やだやだ、こんな自分がやだやだ。

 

 

食事には大満足。

「また来よう!」と、元気に言った夫でした。

 

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