ダージリンママ介護日記

要介護5の実母79歳を介護した娘の日記 その後

あれこれ作る、自分で作る。

 

プリンプリンで大粒の牡蠣が、

夕方の3割引きで並んでいたら迷っている暇はない。

2パック買って、すぐに調理開始。

塩をザザっと振り入れボウルの中ですくうように洗い、

手と牡蠣が黒い汚れでまみれたら水で洗い流し、

3%の塩水にしばらくつけ、

キッチンペーパーで水気をふき取り、

潰したにんにくとオリーブオイル、弱火でジクジクと焼き、

ひっくり返してまた焼いて水分を少し残したままで、

一味唐辛子オイスターソースを適量。

フライパンを大きく動かしてソースを絡め少し煮詰めたら出来上がり。

まずは白いご飯にのせて、キッチンで立ち食いです。

うまいという他、言葉なし。

牡蠣のオイスタ焼き、と名付けました。

 

さて、腹がくちたら、これを使って自己流チャプチェを作ります。

人参・椎茸・ごぼう・ピーマン各色・豆もやし。

細切りにした野菜を、1種類ずつ、ごま油で炒め、塩を少し。

どんどんボウルに重ねていく。

(豆もやしはゆでて、おろしにんにくと塩・ごま油で味付け)

韓国春雨を戻してこれもごま油と塩を絡めておく。

全体に使う塩は少なめ、少なめを心がける。

最後に牛肉の細切りを炒める。

牛肉だけは、濃いめに味付。

焼肉のたれ・おろしにんにく・みじん切りのネギをもみ込んでサッと焼く。

すべてをボウルで混ぜて、半ずり胡麻をたっぷり。

できた!

 

友達にお裾分けしたら、

「ねえ、いつもどうやって献立決めてる?」

「自分が食べたいもの、作りたいもの、かな」

 

帰宅した夫が、大きなボウル一杯のチャプチェと、わかめスープを見て、

「おれ、刺身が食いたい」

はいはい、買ってきますよ。

(彼は、牡蠣は牡蠣フライしか食べません)

 

台所を制する者が、世界を制するのだ!

 

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蕪の甘酢漬

きれいな赤蕪。

これが58円ですから、買わずにはいられません。

薄く皮をむいて、スライサーでスライス、しばらく塩をして、軽く絞り、

甘酢に漬けます。

塩の分量を加減するのを忘れずに。

スライサーで指をスライスした経験があるので、

多めに残してぬか床に入れます。

 

左下が、赤蕪の甘酢漬。

柔らかくて瑞々しくて甘酸っぱい、大好きな味。

 

右上の調味液は、醤油・酢・砂糖・酒をひと煮立ちさせたもの。

これをドレッシングにして、湯がいた豚肉と、千切りサラダにたっぷりかけて食べるとおいしい。

今日のサラダは、赤蕪の甘酢漬入りだよ!

 

 

次の日、赤蕪をぬか床から取り出しました。

輝いてます。

桃みたいです。

味は、いまひとつでした。

白蕪のぬか漬けはおいしいのにね。

 

蕪は、母を思い出させます。

実家に帰ると、冬ならばよく、甘酢漬が冷蔵庫に作ってありました。

なんてことはない、ただの甘酢漬。

「これね、お寺の横の直売所で買ったのよ」といつも同じセリフ。

「おいしいなあ。わたし大好き。ぜんぶ食べていい?」

「また作るからいいけど…そんなに食べて大丈夫?」

母との会話、その時の空気すら、匂うように思いだせる。

 

 

これはたぶん、2017年頃の母のひとりの食事。

左下、白蕪の甘酢漬らしきもの。

株、ってシールが貼ってある。

そうそう、冷蔵庫をのぞくたびに、

「株かい!」って、思ってた自分を思い出しました。

 

ほんとうに、ほんとうに、お母さん、会いたいよ。

 

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イワシ→りんご→百日紅(さるすべり)→サイゼリヤ

 

雨の週末、伊豆の実家に行ってきました。

出発前に冷蔵庫チェック。

イワシがあった…

塩を振って30分くらい冷蔵庫で寝かせてから、水気をふき取って、焼きました。

金曜日午後4時。

ひとりイワシの塩焼きを食べる。

魚屋のおじさんの熱烈なおすすめを断り切れずに買ったんだけど、

おじさん、あんたプロだね。

人生一番のイワシだったよ…ごちそうさま。

魚の塩焼きっておいしいな。

ピチットシート、買おうかな。

 

 

夜、実家に到着。

年末年始に滞在した妹がきれいに掃除してありました。

 

風が強くて、家が鳴って、父と母の魂に守られているようで、ぐっすり眠りました。

 

雨の土曜日、朝。

まずはリンゴを食べる。

 

そして庭に出る。

百日紅さるすべりの木。

葉が落ちて、雨に濡れて、これは猿でも、すべっちゃうね。

 

今年も、父の梅が咲いてくれました。

 

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ゆっくり過ごして、早めに横浜に帰ります。

途中、三島のサイゼリヤに寄りました。

辛味チキン・ミニフォッカッチャ・玉ねぎのズッパ・エスカルゴのオーブン焼き。

どれも、まちがいなし。

あとから、焼きチーズドリアも食べました。

 

実家で過ごすのって、ほんと、しみったれるな

気持の底にさみしさが流れていて、これっていつか卒業できるのかな。

サイゼリヤで大食いしながら、そう思いました。

 

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冬は土鍋と日光浴

のどがイガイガしたら、土鍋の出番。

骨付き鶏肉・太ねぎ・蕪・約30分水に浸けたもち米とクコの実・椎茸・ごま油・塩。

鶏肉は一度、ゆでこぼしました。

始め強火で煮立ったらアクをすくって、弱火で約1時間。

お肉がホロホロで、スープはトロンとしています。

梅干しやキムチを添えて、熱々をいただきます。

時間がたつと、スープがペースト化してしまうので注意。

 

冬晴れの日曜日、お弁当を持って公園に出かけました。

駐車場があって、混んでなくて、のんびり日光浴できる場所を求めて。

ナビ子に相談しながら適当に車を走らせて着いた場所は、運動公園。

思ってたのと、ちょっと違う。

芝生エリアが少しあったので、お弁当をいただきます。

じゃこと蕪の葉炒め・目玉焼き・梅干し・人参ぬか漬け。

ブランケットを3枚持ってきました。

寒くて、暖かくて、楽しかった。

 

 

この土鍋は、30年以上使ってます。

えみもいってるし、(母がよく言ってた。名古屋弁かな。ひびが入ってる、ってこと)欠けもあるけど、現役です。

20代。

新子安の小さな1Kのアパート。

土鍋で豚汁やおでんを仕込む、食い意地の張った、うら若きOLでした。

私の心はあの頃と、あんまり変わっていないような気がします。

外見や環境は、かなりちがうけどね。

 

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大根役者というなかれ

 

野菜を干すのが好きです。

冬は大根と白菜。

これが

こうなって

こうなりました。

干した大根の戻し汁が甘いから、砂糖は少なめ。

スーパーで買うものとはひと味ちがう、というのは手前みそ。

油抜きした油揚げといっしょに、ふっくらと煮あがりました。

 

娘のお夕飯。

白菜漬・切り干し大根煮・大根ぬか漬け・マヨちょろりの納豆・白米・お豆腐とねぎのお味噌汁。

この段階では、

「こういうご飯が一番だよねえ」

「落ち着くう」

「日本人に生まれてよかった」

と言ってたのですが、

 

ちょっと古くなったタラがあったので、パン粉をつけて揚げたら、

マヨネーズつけて、つまみ食いしてました。

「これ、フィレオフィッシュの味がする!うま!」

お弁当のおかずだったんだけどね。

 

若者には物足りないお夕飯だったようです。

 

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日常よきかな 牡蠣うまし

 

風邪気味の三連休を終え、

いそいそと日常に戻ってまいりました。

 

ボソボソした玄米に、ぬか漬け(浅)人参の薄切りと、茹でてマリネ液に漬けた豚もも肉を乗せて、2秒でかきこむ朝ごはん。

 

 

お昼。

白米・納豆・大根と人参のぬか漬け・お雑煮用野菜の残りを全部いれたスープ。

大根買い過ぎ。

器に盛り過ぎ。

 

 

歯医者の帰りに外で夕飯。

横浜駅ジョイナス洋麺屋五右衛門にて。

広島産牡蠣と冬野菜のトマトクリームスープ。

牡蠣、うまし。

 

その足で、スーパーで値下げされてる加熱用牡蠣を購入。

急いで帰宅して、自己流のオイル漬を仕込む。

 

牡蠣・にんにく・オリーブオイル・塩・ハーブミックスパウダー・パプリカ。

 

オイル漬、好むのは私だけ。

自分の為だけの料理もまたよし。

 

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年頭所感 おいしかったものと抱負

 

1/5朝。

ちょっと頭が痛くてのどがイガイガする!

なぜだ?

気がゆるんだか!

なぜだ!

朝からテンション高め。

 

 

部屋を温めて、ネットフリックスでvivant見ながら、仕事机周りを片付けてます。

 

朝ごはん。

白米・納豆+めかぶ・豚汁・蕪のぬか漬け・みかん。

 

 

年末年始おいしかったもの選手権開催。

(お正月らしくないものばかりがエントリーしました)

 

 

➀タコス

 

②横浜中華街 江戸清のブタまん と、聘珍大甘栗の甘栗

 

バーガーキングのクワトロチーズワッパー

 

④トマトカレーとひよこ豆サラダ

 

⑥桜エビのかき揚げで年越し蕎麦

 

揚州商人 タンタン麺 刀切麺

 

優勝:バーガーキングのクアトロワッパー。

食べた瞬間、これだ!と思いました。

この、素っ気ない味を求めていた。


それにしても、vivantの最終話、すさまじい伏線の回収。

こんなこと、あるん?

ほんとの世界にこんなこと、あるん?

やっぱドラマだから?

モンゴル行きたい←単純。

 

新年の抱負。

例年、「早寝早起き」だったんですけど、

加齢により自然達成されましたので、変更します。

 

「掃除 片付け 断捨離」

 

 

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日常に戻るときは、だらだらと。

 

1/4 朝。

年末にやり残した書類仕事を手始めに、日常に戻りましょう。

まずは、変なものを飲む。

緑茶コーヒー ココナツオイル入り。

まずい。

中国茶蒲郡みかん・佐賀みかん・ロールパンサンド(胡瓜とハム)。

今年はみかん、当たり年ですか。

蒲郡はプチプチ弾けるし、佐賀は嫌みのない甘味と果汁がたっぷり。

 

だらだら仕事はじめました。

まだ電話は来ないし、ファックスが時々鳴るだけ。

ネットフリックスで、vivant見ながらなのよ、ふふふ。

このドラマ、アメリカのスパイスリラードラマの「ホームランド」と同じにおいがする。

おもろい。

 

すぐにおなか空いちゃって、

こんなん食べた。

煮返した味噌汁に、白米。マヨ納豆にキムチ。

充実感。

 

夫は朝からジム。

おとといくらい?夫が、

「初詣いかないの?」と。

ごめんよ、なんか、そういうの、あんまする気にならんのよ。

 

結婚30年。

うまくやっていきましょう。

今年もよろしくお願いします。

って、ブログで言わんと、直接言えよ、自分!

ムリムリ。

 

 

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モラオ 単身にて襲来 モラオ事件③

 

年末、妹の夫、モラオが単身でやってきました。

夫と焼き鳥屋に飲みに行って、うちに一泊。

 

 

darjeelingmama.hatenablog.com

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絶やさぬ笑顔。

気高きブリティッシュイングリッシュ。

心づくしのお土産。

とにかく感じがいい。

 

モラオの朝ごはん。

リンゴ・ヤクルトのヨーグルトソフール・目玉焼き・チーズ餅(餅+チーズ+醤油+海苔)・大根ぬか漬け・アップルパイ・中国茶・コーヒー。

 

これ、全部ぼくの?

おねえさん、すごい!

ほんとにありがとう!食べる前からワクワクする!

と、喜んでくれました。

 

アップルパイは、冷凍パイシートを買ってきて、

このリンゴで作りました。

ラニースミス、という特別なリンゴ。

酸味サクサク。生でもおいしいけど、加熱するとホロホロっとなって、アップルパイの為にあるようなリンゴ。

娘が、上手に作ってくれました。

おいしそうでしょ。

 

砂糖をレシピの3分の一にしたら、リンゴの味が際立つパイになりました。

モラオも、アップルパイすごくおいしい!って言ってました。

 

モラオとたくさん、おしゃべりしました。

モラオと妹は結婚して20年以上になります。

去年、妹は体調を崩しがちだったので、

彼女、いろんなストレスがあるんだろうねえ、って言ったら、

「そうなんだよ。

彼女がいろいろ抱えてるのはわかってるし、

なるべくサポートしたいんだけど、僕の提案にはいつもNOなんだよ」

そこで私、ちょっと核心にふれてみました。

「あなた、妹と話すときは、今、私と話しているほどいい人じゃないんじゃないの?」

as good as構文を駆使した、渾身の英語で言いましたよ。

そしたらモラオ、

「うん、そうだと思う。でもさ、それが夫婦ってもんじゃない?いい時ばかりじゃないよね」

はい、終了。

私の英語力の限界。

モラオ優勝。

 

新横浜まで送って、さようならをしました。

モラオ、侮りがたし。

 

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静かなお正月

 

年末はバタバタしたけど、年始は静かに過ごしています。

夫は駅伝見てるし、

娘たちは大晦日に来たし、

海外から帰省中の妹一家は伊豆の実家だし。

ひとりで長居可能な鷺沼の神乃珈琲に行って、読書三昧。

外でこういうプリン食べるの、子供の時以来かも。

 

わたし、今年59歳になるんだけど、両親を亡くしてから、やたらに自分の人生を俯瞰して見ちゃうのよね。

自分の子供時代。祖父母・両親・自分・弟・妹。

結婚してから。夫・自分・娘たち。

そして、両親を亡くしてからの、自分。

娘たちが独立し、大きな重石だった両親がいなくなって、

年中行事や、外出に興味がなくなってる。

今は宙ぶらりんな時期なのかな。

 

 

年末には少しまとめて料理もしました。

手前から、ローストビーフ・お雑煮の出汁(鶏モモ)・筑前煮。

白菜漬けの白菜や、大根を干したり。

 

 

 

母から習ったお雑煮は、鰹と昆布の出汁に、鶏ももの出汁を加え、お醤油で味付け。

こんがり焼いた角餅をいれてちょっと煮ます。

 

どんなに忙しくても、食事をおろそかにしない母でした。

私もそうありたい。

 

今年は、母の遺骨を粉砕して素敵な壺に入れよう。

そして、少しだけ、ペンダントに入れて身につけていよう。

母はもういないけど、

母の骨はここにある。

確かに、母の一部だったものがここにある。

そうそう、父の骨もある。

散骨したときに少し取り分けておいたからね。

文句ばっかり言ってたくせに、最後まで父を呼んでいた母ですから、

父の骨も一緒にしとこ。

心強いこと、この上なし。

 

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